いよいよ実践編です。
具体的にどうやってヘッドホンの出音を良くしていけばいいのか、
を解説します。
ま、そんなに難しい話ではありません。
多少のお金はかかりますけど。
以下に、その方法を書きます。
(1) 周波数特性に癖の無いケーブル、電源タップ、壁コンセントを使う
(2) オーディオインターフェイス、ミキサー、電源タップにインシュレーターをかます
(3) ノイズ対策として、家電のコンセントをノイズフィルター付きのタップに接続する
・・こんだけですね。
正攻法です。
まず(1)ですが、つべこべ云わず、以下のアイテムを買い揃えてください。
a. 電源ケーブル&電源タップ…PRO CABLEの製品
b. ラインケーブル…オヤイデ SL75RR
c. 壁コンセント… 松下電工 WN1512K
優先順位でいうと、a が最優先、b と c はタイミングをみて、という感じでしょうか。
もちろん、すべての製品、僕自身の耳でクオリティを確認しています。
間違いないです。
お金は多少かかりますが、本気でやるなら揃えましょう。
お金がかかるといっても、一般的なオーディオグレードの製品で
揃えるよりは相当安く済むし、かつ、クオリティもだいぶ上と云って
いいと思います。
ちなみに僕自身ですが、今(2011年2月4日)は壁コンは有りモノを
そのまま使用しています。
何度か引越しをしているうちに面倒になってしまいまして(笑)。
いちいち電気工事の人を呼ぶのが億劫というか。
なので、まあ、いい加減なもんです。
ただ、どうして上記のような断言が出来るのかといえば、単純に、
僕はこれまで無駄にいろんなケーブルの音を聴いてきたからです。
以前の僕は、1本数万円の電源ケーブルなんかを買ってましたから、
PRO CABLE製品がどれほどまともな物かは、一瞬で判断できました。
僕がオーディオメーカーを馬鹿にしているのも、結局、法外な値段が
付いているにもかかわらず、使えるモノなんか一つも無かったからです。
「一つも」です(笑)。
笑えるっていうか、・・・笑えないんですけど。(^^;
(参考記事「モニター周りの電源&ケーブル対策」)
ここのサイトは結構特殊で、信者も沢山いるし、アンチも沢山いる
ようですが、一番問題になっているのは、たぶん文章なんです。
ちょっと品が無いんですね。内容っていうより言葉の選び方、遣い方。
だいぶ差別的な発言もあるし。
まあ、内容も常識的に読めば相当胡散臭いですし、なので、
アンチを生むのに十分な材料が揃っていることは僕も認めます(笑)。
でもね、とにかく扱ってるモノが良いんですよ。
僕はこのサイトを見つけた時、すでにオーディオメーカーに
見切りをつけていた時期でしたので、その内容を読んで
非常に痛快でしたね。
その書き方はともかく、云ってることは正しいなと。
(AirMac Expressとか云い出しはじめてから、僕には
付いて行けなくなりましたが)
で、実際に商品を買ってみたら、本当に良かった。
それまで買ってきたオーディオメーカーのどのケーブルよりも、
どのタップよりも優秀でした。
優秀っていうか、まとも。
ごく自然な、当たり前の音が出るってことです。
オーディオメーカーのケーブルで自然な音が出てきたことなんて
皆無ですからね、僕の経験では。1本5万とか出してんのに(苦笑)。
このクオリティなら信者も出来るよ、って話です。
特にオーディオ業界に騙され続けてきた人にとっては
思わずのけぞるクオリティだと思います。
そして、もう一方のオヤイデですが、現時点で僕が薦めるのは、
SL75RR と USBケーブルの d+USB class A
オヤイデも立派なオーディオメーカーですが、最近は音楽制作者に向けた
製品も数多く出していて、少数ですが、モニター向きのものもあります。
特にラインケーブルの SL75RR は本当に素晴らしいと思います。
僕は以前、オヤイデの同じシリーズ SL110XX を薦めていたのですが、
接続端子が XLR で、一般的なオーディオインターフェイスには使えな
かったんですよね。
なので、RCAピン接続のSL75RRも同傾向の音だろうということで
購入したわけです。
これなら変換アダプターを使ってフォーン接続も可能だし。
音は無色透明、原音忠実で、モニターにうってつけのケーブルだと思います。
ただし、ディスコンになってしまったようなので、在庫のあるうちに急いで
買っておいたほうがいいでしょう。
難点はケーブルが硬いこと。
機材の位置によっては、最短距離での結線は難しいかも。
ラインケーブルは、これ以外の選択肢となると難しくて、なぜならSL75RR が
良すぎるからですが、あえて言うなら、 Ex-pro FA series
これは本来楽器用のケーブルなので、オススメして間違いがないのか多少の
不安もあるのですが(笑)、僕はわりと良いと思います。
ややカマボコ型の特性ですが、素直な音色でなかなか。
ケーブルの取り回しもSL75RR と比べればだいぶ楽ですし、総じて悪くない。
あと、単に安価に済ませたいのであれば、プロケで売ってる赤いベルデンで
いいと思います。明るめの音色なので原音忠実ではないですが、フラットです。
他方、オヤイデの電源ケーブルと電源タップは、モニター用途としては
オススメ出来ません。
プロの中にもオヤイデ信者っぽい人って結構いると思うのですが、機材用途や
楽器用途ならまだしも、モニター用途としては使わないほうが無難です。
たとえば電源ケーブルでいうと、オヤイデの Black Mamba-α は人気で、
僕も良いケーブルだとは思いますが、モニター向きかどうかといわれると
若干疑問が残る。
確かに解像度は高く、周波数特性はフラットで、周波数レンジも広めですが、
音色はナチュラルとはいえない。
プロケの電源ケーブルとタップはとにかくナチュラルに音を良くしてくれます。
最近プロケは、電源ケーブルとタップを新しい製品にバージョンアップしましたが、
それで相当良くなりましたね。旧製品だってとても良かったわけですが。
新バージョンになったことで、この分野でこれ以上のものを探すのはなかなか
難しくなったのではないでしょうか。それくらい素晴らしい。
しかも、安価ですからね。言うことないです。
とにかく、音を変えたいのなら、それは機材で変えるべきであって、
ケーブルで変えるべきではありません。
ケーブルで変えちゃったら、スピーカー本来の音がわからなくなるし、
マイクやエフェクターの本来の音もわからなくなります。そうでしょ?
「本来の出音」がわからないのに、機材の良し悪しや
好き嫌いなんて云えないじゃないですか。
むろん、本来の出音を分かったうえで、プラス・アルファの
要素としてオーディオ用ケーブルを使うのは全然ありですけど。
で、壁コンセントですが、僕はわりと長いこと松下電工の
WN1318
に交換したら、そっちのほうが全然いい音でした。。
WN1318は高域に癖がありますね。フラットでもないと思う。
とにかく、「普通」だとか「自然」というキーワードでセッティングして
いくのが一番早く正解にたどり着けるように思います。
ま、何を「普通」で「自然」と感じるか、という問題はありますが、
でも、ほんと変なモノ、いっぱい売ってますからね・・。
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次に(2)ですが、AT6099
カマしてください。
もしオーディオインターフェイスやミキサーの電源がアダプターだった
場合、そのアダプターの下にもカマしてください。
あと、クリーン電源使っている人はそれにも。
機材にデフォルトで付いている足に、あまり良いものはないようです。
大抵、インシュレーターをかましたほうが結果はいいですね。
最後に(3)ですが、これが意外に効果的です。
(1)と(2)は直接的に音をよくするノウハウですが、
これは間接的にノイズを減らすことにより、音をよくします。
電源環境が悪い家ほど効果は出るでしょう。
僕が使っているのは、ELECOM KT-180
上記はアマゾンでで検索して、安い順に1番目と2番目なのですが、
別にこれで十分というか、十分以上の効果はありました。
何を聴いてもなんだかわからない飽和感を感じる、音がぼんやりしている
なんて人は是非導入してみてください。音がすっきりしますよ。
使用方法は、家電(テレビ、冷蔵庫、洗濯機、電話etc.)のコンセントを
ノイズフィルター付きのタップに繋ぐだけ。
片っ端から繋いじゃっていいと思います。
ちなみに、音楽機材には僕は使っていません。
なんかそれは違うだろうと。直感的に。
さて、これでヘッドホンの出音はほぼ完璧になると思います。
完璧っていうか、最低でも不満のないレベルにはなっているはず。
で、これ以外にあんまり余計なことはしないほうがいいです。
例えば、振動対策とかいって、機材の上にオモリを
乗せたりするのはやめましょう。
「自然」に反します(笑)。
あと他の記事にも書きましたが、「ブチルゴム」も絶対にNG。
別に床なんか揺れてても全然いいから(笑)、そーゆー余計なことはしない。
(参考記事「オーディオアクセサリーについて」)
実際、ヘッドホンの出音が良好ならば、スピーカーからの
出音による振動の弊害ってほとんど感じないと思いますよ。
そして万が一、上記の方法でもまだ不十分に感じる場合、
AT6099を使い、電源ケーブルを床から浮かせてみてください。
特にフローリングの床だった場合、これは非常に有効です。
また、このとき、オーディオメーカー製のケーブル・インシュレーター
とかは絶対に使わないように。(経験者は語るw)
今のところ僕が信用できるのは、本当にAT6099だけなんで。
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・・ということで、これにて完結。
最短距離でモニター環境を完成させる手順を書いたつもりです。
ヘッドホンの出音が完璧なら、スピーカーは適当に置いても鳴ります。
マジで。
これで解決しないなら、クリーン電源とかに突入するしかないかと。
僕は一応、信濃 HSR-510を入れています。
効果はもちろんあるんですけど、効果無いって人も
いるそうですし、もうそれは環境次第ですね。
あと、アースを取るといいらしいのですが、これも自分で
やってないので、何とも云えないです。
今のところその必要性を感じてないんで。
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ではでは、がんばってください。
あ、あとヘッドホンは、MDR-CD900STがいいと思いますよ。
何度も云うようですが。
いや、別にAKGとかでも全然いいんですけど、完全なフラットでは
ないですからね。