コストがかからず、かつ、実はもっとも効果的なものです。
僕はここにたどり着くまで、ものすごく投資しています(泣)。
以下、その試行錯誤から得られた答えです。
それは・・
オーディオメーカーの製品はなるべく使わないこと。
モニター的に考えた場合、オーディオメーカーの製品ほど
使えないモノはありません。
オーディオメーカーの製品を使うくらいなら機材に付属して
きたものをそのまま使ってください。
そのほうが全然マシです。
僕はここにたどり着くまで 5 年くらいかかってます(唖然・・)。
オーディオメーカーの作っている高価なケーブル類は、
確かに音が良く聞こえる場合も多いのですが、実は、
音のバランスは悪いのです、モニター的に見れば。
つまり、フラットな周波数バランスをもっていないということです。
加えて、ケーブルの種類ごとに音のバランスが違うわけですから、
使用する民生用のケーブルの数が増えるほど、全体のバランスは
複雑なものになってしまい、最後にはワケがわからなくなってしまう
のです。
こうなると泥沼ですね。
オーディオマニアとは、こういった人たちのことですが、
死ぬまでまともな音は鳴らせないと思います。
まあ、聴き専の人がどんな音で聴いたって勝手ですけど。
端的に云って、民生用の電源ケーブルや電源タップは「 楽器 」 なのです。
そのくらい音は激変しますし、使いようによっては、好みの音が出せます。
ギターにしろ、ベースにしろ、ボーカルにしろ、そうですね。
つまり、高価な電源ケーブルやタップは、「 音作り 」 には使えます。
しかしながら、モニタリングは、「 普通の音 」 でしなければならない。
この結論は、僕が身銭を数十万費やして経験的に学んだものです。
ケーブルの種類は問いません。
電源ケーブルでもラインケーブルでもスピーカーケーブルでも同じです。
むろん、電源タップや壁コンセントであっても同様。
ま、それくらい音を変質させないと、メーカーは商売にならないのでしょうね。
普通の音が出ます!って売るわけにもいかないから(笑)。
●
さて、それでは一体、何を使用すればいいのか。
ケーブル類に関しては、手っ取り早く結論を述べてしまいましょう。
プロスタジオ定番の ベルデン、モガミ、カナレの製品
を使うことがベストです。
個人的にはベルデンが最もモニター向きだと思います。
(具体的な話は、「モニタースピーカー以前(3)」に書いて
いるので、それを読んでください。電源タップや壁コンセント
についても書いてあります。)
僕はこれまでオーディオメーカーの電源ケーブル、ラインケーブル、
スピーカーケーブルをそれぞれ十数種類ずつ試していますが、
上記3つの業務用定番品と比べると、モニター的には、どれも酷い
代物でした。
しかも、業務用には民生品のケーブルのような法外な値段のもの
はありません。
品物が良く、かつ、安価である。
民生品はほんとありえない値段がついてますからね。
ああいうのは全部ウソ。
原価いくらだよって話です。