吸音材について 

モニターがフラットに鳴らない時、吸音すればその問題は解決するであろう、
と考える人もいると思います。というか、何を隠そう、それはかつての僕なの
ですが、その結果として、僕は部屋中にペタペタと吸音材を貼り付けることと
なりました。

しかし結局、いくら貼る場所や量を工夫してみても、自分の望む効果は
得られなかったのです。


ではどうやって、僕がその状況を打開したか。
それは、スピーカーのセッティングでした。

経験上、モニタースピーカーをフラットに鳴らすには、とにもかくにも
セッティングにつきます。
断言しますが、吸音材などそのずっと後の話です。
まず、セッティングを完成させておいて、なおかつ改善すべき点が
ある場合のみ、吸音材という言葉を口にすべきなのです。

僕の場合、スピーカーを、部屋の短辺側から長辺側に移すことにより、
その時点での問題(主に定在波)はほぼ解決しました。
そして、それまでの苦労は一体何だったのだろうと、呆然としてしまいました。
吸音材に使ったお金と労力は何だったのだろうと(笑)。
長らく短辺側のセッティングで、試行錯誤をしていましたからね。

悪いことは云わないので、セッティングがある程度完成するまでは、
吸音材のことなど考えないほうがいいと思います。
吸音材ってけっこうしますからね。
もちろん、使わないほうがいい、と云っているわけではありません。
セッティングが出来てしまえば、むしろ積極的に使っていいと思います。
僕が云いたいのは、単に優先順位の話なので。

吸音材を貼る場所は、まずは、リスニングポイント周りと
スピーカー周りということになるでしょうが、まあ、こういう
ことに決まりはないので、各自が環境に応じて工夫していく
部分ですね。

僕の使っている吸音材は、サウンドハウスで購入しました。
壁に貼るときは、ボンドのようなものではなく、強力な
両面テープを使うのがオススメです。

■参考記事「ルームアコースティックについて


宅録、DTM、自宅録音のサイト