モニター環境があまりよくない、という場合、スピーカー以前に問題がある
ことがあります。
つまり、その前の段階、オーディオインターフェイスに音が入って、出ていく
段階で、すでに音がダメであるということです。
その確認は、ヘッドホンでします。
たぶん、モニタースピーカーの出音に不満がある場合、結構な
割合で、ヘッドホンでの音の見え方にも不満があることが多い
と思うんです。
そういう状況では、いくらスピーカーのセッティングを変えたり、
スピーカーをより高価なモノに買い替えたりしても、まったく
意味がありません。
その「前段階」が問題なのですから。
ヘッドホンの出音に問題がある、それは例えば、音の密度が薄い
(ボーカルの口が見えないetc.)、周波数バランスがおかしい
(音がキンキンする、平板で奥行きが無いetc.)、といった
症状がある場合です。
ヘッドホンからの出音が100%満足いくものになっているのなら、
スピーカーのセッティングはさほど時間をかけずに完了します。
それは僕自身経験済みです。
インシュレーターすらいらなくなりますよ。
ホームエレクターにベタ置きでOK。
逆に云えば、スピーカーからの出音は一見まともに聴こえるけれど、
ヘッドホンからの出音はダメ、という場合、そのモニターはまったく
当てにならないです。
スピーカーのセッティングで表面上誤魔化しているだけ。
というか、実際、そのスピーカーからの出音自体がウソです。
よくヘッドホンのMDR-CD900STの音がキツくて、30分も聴けない、
という人がいますが、その時点で、スピーカー以前の問題を先に解決
してください。
そもそも業界標準のヘッドホンがそんな音を出すわけがない。
まあ、音が近いし硬いんで、確かに疲れるのかもしれませんけども。
とにかく、モニタースピーカー以前の問題がある、ということです。
もちろん無い人もいるとは思いますが。
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